2023年1月より、テニスガーデンレニックスを運営する有限会社レニックスの経営体制を下記の通り変更致します。
<現在>
代表取締役会長 宮古昌
取締役社長 高田衛
<2023年1月~>
代表取締役社長 矢島薫
代表取締役副社長 溝畑佑哉(テニススクール・ショップ)
執行役員 高田衛(テニスクラブ)
※()内は主な担当部門
今回の変更により、一昨年の変更からさらに再建・成長を加速させ、みなさまにとってより魅力的なサービスの提供が期待されます。また、保土ケ谷ローンより50年続いたこのテニスクラブをこれからも継承していくことの意思表示でもあります。
挨拶にかえて~テニスクラブのこれまでとこれからについて~
2023年1月。テニスガーデンレニックスは、前身・保土ケ谷ローンテニスクラブからはじまった50年を終え、次の50年に向けて新たなスタートを切ります。
2年前の経営体制の変更からさらに再建・成長を加速させ、これからもテニスクラブの持続可能性を高め、さらに次の世代へとバトンタッチしていくため、精進して参ります。
挨拶に代えて、テニスクラブのこれまでの歩みとこれからのビジョンをお伝えしたいと思います。
テニスガーデンレニックスは、前身の保土ケ谷ローンテニスクラブの時代から素晴らしいお客様に支えられ、これまで50年の歴史を積み重ねて参りました。
しかし、経営面においては50年間に渡り、苦しい状況が続きました。創業家を中心に経営改善に務めましたが、実質的に赤字体質を脱却することができませんでした。
特に2010年代には、テニスクラブとしての存続が危ぶまれ、別用途での土地利用のための売却案も出ておりました。
しかし、2017年から今回新たに組織した経営陣主導で、テニススクールやイベント事業を成長させ、翌年には初の黒字化を達成しました。
当時、お客様からは厳しい意見を数多くいただきました。
ただ、あのタイミングでお客様含めレニックスに関わるすべての方が変化することに挑戦したことが、今レニックスが生き残っているという事実に繋がっていると考えております。
経営陣一同、みなさまのご理解・ご協力にとても感謝しております。
そして、今、世界では感染症が流行し、戦争が起こり、日本では過去に類をみない円安や燃料費の高騰、それに付随して様々な問題が私たちの身近で起こっています。
私たちも類に漏れず、過去の負債とこの逆境を乗り越えなければなりません。再びテニスクラブの価値を問い直すタイミングだと考えております。
私たちはひとりひとりのテニスライフと向き合うことで、ここまで成長して参りました。
これからも長らくテニスガーデンレニックスをご利用いただいているみなさまひとりひとりと向き合い、それぞれのテニスライフに寄り添ったサービス提供を目指して参ります。
テニスを通じてより良いコミュニティを創造する。
2年前から掲げるこのビジョンを達成するために、時代に合わせて変化して参ります。
その変化は、時にみなさまに短期的な痛みを感じさせてしまうかもしれません。
ただ、必ずお約束します。
私たちのすべての行動は、ビジョンを達成するためにあり、伝統と未来のあるテニスクラブを後世に残すためにあるということを。
これからもテニスガーデンレニックスをよろしくお願いいたします。
有限会社レニックス
新代表取締役社長 矢島薫